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別府 いちのいで会館 [別府温泉]

大分県別府市では、「別府八湯温泉道」というスタンプラリーをやっている。別府市内には100か所以上の公衆浴場・温泉旅館・ホテルが存在し、そのうち88か所をまわってスタンプを集めると、名人の称号がもらえるのである。8か所ごとに段位がもらえ、段位取得ごとに記念のタオルももらえる。詳しくはこちら↓
http://www.beppu-navi.jp/onsendou/

わたしも一昨年からはじめているのだが、昨年はいそがしくて一度もこれず、今回ひさしぶりの別府入りとなった。
別府駅前には、油屋熊八の銅像ができていた。
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亀の井ホテル・亀の井バスの創業者で、観光地別府の生みの親らしい↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B9%E5%B1%8B%E7%86%8A%E5%85%AB

駅近くの本屋で、温泉道のバイブルともいえる『別府八湯温泉本 2009-2010年版』を購入。この本は、温泉やグルメなどの情報が載っているほか、無料入湯券や100円割引券がついて350円。つまり、350円以上の入湯料の施設に入れば、もとがとれる。
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ひだりがスタンプをおしてもらうパスポート。毛沢東語録ではない[わーい(嬉しい顔)]

今回の1湯目は、ラクテンチの北側に位置する「いちのいで会館」。仕出し屋さんがやっている温泉で、温泉のみの利用は不可。夏期は松花堂弁当、冬期は大分名物だご汁定食を食べると、おまけとして入浴できるのである。青みがかった不思議なお湯と、雄大な眺めで温泉好きにはかなり有名なところである。
近年、一時休業していたらしいのだが、今年に入り復活したとの情報を得、今回腹を空かしていくこととした。
別府駅からスギノイパレス行きの亀の井バスにのり、雲泉寺橋バス停で下車。地図をたよりに徒歩で向かう。
ただ、これは深く後悔[ふらふら] ネット上の情報どおり、このようなしゃれにならない急峻な坂道を10分以上登るはめに↓
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この坂道を登り切ると、ようやくお店が見えてきた。
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店員さんに言われるがままに2階に上がり、先にお風呂にと促される。

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こちらのお風呂は2種類。金鉱の湯と景観の湯。素晴らしい眺望でしられるのは後者なのだが、残念ながら奇数日のこの日は、金鉱の湯が男湯。

しばらく山道を歩くと見えてきた↓
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お風呂は上下2段に分かれてこんな感じ↓
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確かに、青みがかった不思議な乳白色。特に臭いはしない。温度はかなりぬるめで、40度ないだろう。うだるような熱さのなか、坂道で汗だくだったので助かった。ただ、冬場はどうなるのだろうか?

景観の湯ほどではないが、若干眺望も広がっている↓
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お風呂の背後には滝もみえて野趣あふれる露天風呂でした。
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ちなみに露天風呂の横には古めかしい天然蒸し風呂もある。
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扉はなくもうもうと湯気が出ており、温度が保てるのか疑問だったが、中にはいると心配ご無用。源泉は相当高温らしく、奥に入ればかなりの温度。80℃くらいはあるだろう。ただ、午後から鉄輪の蒸し風呂に入る予定なので、早々に退散。

母屋にもどって、大広間で松花堂弁当をいただく↓
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本日のメニューは、大分名物とり天、焼き魚、卵焼き、野菜の煮物、酢の物、ひじき等々。弁当なので冷めているだろうと思ったのだが、とり天は暖かかった。味付けも自分好みでおいしくいただきました[レストラン]
別府温泉めぐりでは欠かせない1湯です。次回はぜひ景観の湯に入りたいものです。


タグ:温泉
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