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日当山温泉「しゅじゅどん温泉」 [鹿児島の温泉]

鹿児島県霧島市、旧隼人町は江戸時代から続く古い温泉が多い地域です。そんな古くからの歴史をもつ温泉のひとつである日当山(ひなたやま)温泉に行ってきました。
日当山温泉には、高級旅館から地元のひとが入る公衆浴場までいろんなタイプがありますが、私のお気に入りのひとつが、今回の「しゅじゅどん温泉」。
「しゅじゅどん」とは、江戸時代に実在したとんち好きの地頭のあだな。漢字で書くと「侏儒殿」で、「しゅじゅ」とは体の小さい人という意味らしい。本名は「徳田大兵衛」です。詳しくはこちらあたりをどうぞ↓
http://www.youdocan.ne.jp/mukasi/hinatayama.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%85%B5%E8%A1%9B

話を温泉に戻しましょう[わーい(嬉しい顔)]
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こちらが外観。コンクリート造りの素っ気ない建物です。手前の車は私の愛車プリウスです。

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こちらは更衣室。質素で古い感じですが、清掃は行き届いており、清潔感があります。

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更衣室入口の上にはなにやら古い看板が・・・。

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ちょっとぶれてますが、効能書と入浴者の心得です。相当古いもののようで、ちょっと今ではまずいような表現も見られます[ふらふら]

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こちらが浴室。シンプルな浴槽が並んでます。写真には二つしか写ってませんが、大きく3つに分かれてます。左から上湯・下湯で、右端には寝湯のような浅い浴槽があります。上湯が少々熱くて、下湯はぬるめ。こちらでは、最初にぬるめのお湯で掛け湯をして、下湯から入るのが流儀のようです。はじめて来た場合は常連さんか、番台のかたが入り方を解説してくれますので、気軽に聞きましょう。

泉質は単純泉で、無色透明無臭の何の変哲もないお湯ですが、とてもやわらかくて肌に馴染む感じがとても気に入っております。周辺にはいくつか安くて気軽に入れる公衆浴場がいくつもありますが、お湯が激熱なところもあります。そんななか、こちらはこの季節けっこうぬるめなのが助かります。今日もぬるめの下湯でじっくり入ってきました。こちら近くにお越しの際は、是非お試し下さい。

場所はこちらです↓

しゅじゅどん温泉



住所:霧島市隼人町東郷119
電話:0995-43-6797
営業時間:5:00~22:00
入浴料金:¥200 休憩室もあるようですが、料金等は不明です。

湯之谷山荘 [鹿児島の温泉]

霧島界隈の温泉で、いかにも昔からの湯治場という風情では1、2を争う「湯之谷山荘」。最近リニューアルされたとの噂を聞いていってみました。

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こちらが玄関。建物自体もリニューアルされているような気がします。

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浴室(男湯)はこんな感じ。お客さんがいてちょっと控えめに撮影したので、左側が少し切れてます[もうやだ~(悲しい顔)] 木製の浴槽が新しくなってます。加えて、もとからあった二つの浴槽(奥の大きいやつと、手前の小さいやつ)の間にもうひとつ浅めの浴槽が追加されています。寝湯っぽい浅さです。
確か、以前からあった浴槽は泉質が違うはずです。奥が硫黄泉で、手前がラムネ泉だったような記憶があります。奥はほどよい熱さですが、手前は冷泉。交互に入ると長く入っていられます。真ん中にできた浴槽は、両方のお湯が流れ込むような仕組みになっており、温度も中間。

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ちょっとブレてますが、新設された洗い場。シャワーもついてます。以前は、浴槽の隣で皆さん体を洗ったり洗髪してました。しぶきが浴槽に入りそうで気をつかう必要がありましたので、ありがたいです。これでワシワシ洗えます[わーい(嬉しい顔)]


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こちらは更衣室にある洗面台。ドライヤーは前からあったかな?

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同じく更衣室にある成分表。年季が入っています。

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館内のあちこちに手書きの注意書き等が貼ってあります。源泉掛け流しが強調してあります。
確かに、大雨の後に行くとぬるかったりします。
1時間くらい入ってましたが、体全体が硫黄臭くなって、いかにも温泉に入りましたっていう気分になれます。
リニューアル後も大変満足できる温泉です。



霧島湯之谷山荘




住所:霧島市牧園町高千穂4970
電話:0995-78-2852
営業時間:入浴のみは、10:00~15:00(露天風呂は宿泊者専用になってます)
入浴料金:大人500円。1000円で休憩室が利用できるようです。


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新川渓谷温泉 山の湯 [鹿児島の温泉]

 ネットで新規オープンとの情報を得たので早速行ってみました。新川渓谷、塩浸温泉と安楽温泉の中間に位置する。以前は某有名ホテルの研修施設ということであったが、近年は使用されておらず廃墟のようになっていた。ただ、国道からは岩にへばりつくように造られた露天風呂が見えており、野湯好きの方々は梯をつかって浸かるひともいたようであり、その道では知られた露天風呂だった。


 建物の古さは否めないが、リニューアル直後ということもあって清潔感はある。内風呂はいたってシンプルであるが、大量のお湯がオーバーフローしており、未確認ではあるが掛け流しのようである。泉質は新川渓谷沿いの温泉に多い炭酸水素塩泉。旧土類泉というやつである。見た目は若干白く濁っており、金気臭がする。浴槽は昔のままらしく茶色に変色している。ギシギシした感触のお湯で、いかにも温泉に入っていますというしっかりした感じ。温度は塩浸のような高温ではなく入りやすい。気温が10℃以下と寒かったせいか、42~43℃のような気がする。

内湯からちょっと離れた場所にある露天風呂は予想どおりなかなかいい雰囲気

若干の目隠しはあるものの、開放感にあふれすぐ下を天降川が流れている。この日は川からの風がかなり冷たかったが、夏場はいいだろう。川の水は透明度が高く、夏だったら水風呂代わりに飛び込んでもよさそうだが、かなりの急流。あっというまに流されるかもしれない。これで300円とは大満足である。ちなみに、女風呂の露天はすぐ隣の囲いの中らしく、清流を拝むことは出来ない模様

山の湯

住所:霧島市隼人町嘉例川3780-1

電話:0995-77-2981

営業時間:10時~20時

入湯料:大人300円

宿泊(素泊まりのみ):大人4200円


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