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フェニックスシーガイアリゾート 松泉宮 [宮崎の温泉]

久しぶりに温泉レポートを。
シーガイアというと、「破綻」のイメージが強く、宮崎県外ではもう営業していないと思っている人も多いようであるが、どっこいがんばっている。外資が入ってそれなりの経営続けているのである。
経営が変わって最初におこなったのが、温泉の導入であった。といっても高級リゾート。ふらっと入れるような金額ではなく、ふつうの大浴場に日帰り入浴するだけで、2000円もする[がく~(落胆した顔)] 宮崎県民はサービスで1500円。
温泉にこの値段はいかがなものかと思い、これまで敬遠してきたのだが、なかなかの評判なので行ってみました。場所はこちら↓

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート


シーガイアの中心施設「ホテル シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」のなぜか3階が入口、わざわざ専用のエレベータで1階まで下りて渡り廊下というか回廊を温泉まで歩いていく。

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こちらが、3階からみた松泉宮。中央上の瓦葺きの建物が温泉。手前の細長い瓦屋根が回廊。雰囲気は期待を持たせます。

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こちらは回廊から見たホテル側。ホテルの正面からみるとただの近代的鉄筋コンクリートの建物なのだが、温泉側から見ると古い温泉旅館のような風景。なんだか「千と千尋の神隠し」に出てくる銭湯を思わせる。
手前はプール。7月からオープンとのこと。

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まだまだ回廊は続く。この日は結構暖かかったいいものの、真冬に浴衣に丹前だと確実に風邪を引きそう[ふらふら] ちなみに背後に見えるのは、閉鎖されたまま放置されている「オーシャンドーム」。開閉式の屋根を持つ全天候型プールで、予想以上に利用者が少なく、一昨年の9月に閉鎖された。明らかに和風な松泉宮の景観を壊している[もうやだ~(悲しい顔)]

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こちらは回廊横の庭園。浴衣のレンタルもあり、こうした庭園を眺めながらの散歩が楽しめるようになっている。くれぐれも冬は止めた方がいい。夜はキャンドルが灯されるようだ。

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ようやく温泉本体に到着。純和風な造り。古い材木も使用されているようである。

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こちらは内湯。浴槽は御影石っぽい感じで、清潔感がある。浴槽の三方は窓で明るい感じ。外には松林がひろがる。建物は前記のように古い木材を使用しているようで、雰囲気はいい。かなり落ち着く感じ。
入浴料が高いだけあって、洗い場にはボディーソープ・石鹸、そしてリンスインシャンプーではなくて、シャンプーとコンディショナーが別々に備えてあった。
肝心の泉質だが、弱アルカリ性の強食塩泉。なめるとかなりしょっぱいが、風呂上がりはベタつくこともなくさっぱりで気持ちよかった。若干茶色っぽい色がついており、同じ日向灘に面した新富町のサンルピナス(http://www.mapple.net/spots/G04500008002.htm)を薄くしたような感じ。ただ、臭いはほとんど感じない。
残念ながら加水・加温の循環であるが、カルキ臭はなく、清潔感もあって、個人的には好印象であった。

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こちらは更衣室からみた露天風呂。東屋風の屋根がついている。松林の真下にあり、毛虫も少々浮かんでいた[ふらふら] 女性にはちょっとキツイか。まあ大自然のなかの露天風呂という雰囲気は味わえる。右奥にみえるのがサウナ。乾式でなかなかの高温。水風呂や松林から吹いてくる海風で涼みながら何度か出たり入ったりして、こちらも堪能。

風呂あがりは、無料休憩室のソファーでくつろいで、無料のお水をいただく。
値段は少々高めだが、くつろぎの場としては十分な価値があると思う。2度目は千円で入れるチケットももらえたし、私は合格点をあげたい。500円以下の日帰り浴場もいいのだが、入浴者も多く生活臭がただよう。それが悪いというのではないが、たまの休みにゆっくり癒されたい気分の時、こうした場があるのはありがたい。県外からのお客さんを連れて来るもよし、宿泊してじっくり楽しむもよし。
ただ、私が行ったのは月曜の真っ昼間。土日祝日、夏休みにどの程度の人出なのかは分かりませんので、悪しからず。


タグ:温泉
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